たまごのひよこ「医」日記

たまごのひよこ(twitter: @chicken7egg)です。学生時代に書いていたブログの保管庫。移転したのでリンク使えない部分もありご不便をおかけするかと思います。

医学部に入って、将来の目標がぼやけている???

先日。昼過ぎの授業がいつもより30分遅くスタートするということで、隣駅まで繰り出してランチ。
道中で小学校の頃から仲が良かった医学部の同期と、深く、結論のない話をしてしまいました。

ということで今日の記事はいつも以上にまとまりがないです。
アドバイス、意見があったら是非いただきたい内容です。


話のきっかけは、彼が言ってきた「医学部に入ってしばらく経つけど、昔は明確だったように思えていた目標が曖昧になってきた気がする」ということ。


「お前は何を今目標にしているんだ?」と聞かれました。

今の研究室で臨床研究を続け、学会発表や論文で成果を残す。
TOEFLでいい点を取って6年生の時にアメリカに短期留学に行って色々見る。
臨床に携わりながら、臨床研究をしたい。

そんなことを答えてみました。

すると、具体的な目標は何となく決まっていくけれども、
そのゴールはどこなの?というところは、当たり前みたいな感じで済まされていない?

と。こういう疑問でした。


あゝ確かに。


人を治したい、笑顔にしたい。
そんな思いで小学校の時から医師を目指していたはずなのに、それを忘れていないか。
折角医学部に入ったのに「どうやって救いたい」が具体的になってないのではないか。


医者になれば人を救えると漠然と思っていた子供のころ
無題
図で表すとこんな感じ。

この状態から医学部に入り、色々な診療科が分担して作業をしていて、薬剤師・看護師・PT etc. 様々な皆さんと協力する必要があることを知り、
自分の中で興味ある科ができてきて。
興味ある研修病院ができてきて。
無題2
今ここです。


目標を聞かれたときに挙げてしまったことのように、結局自分の能力を高めることが中心になっていて、患者さんのこと、最初の目標が置いてきぼりになっていないか。
そんなことを改めて考えさせられました。

本当は進路や人生の選択は、
無題3
こうでなくてはいけないのじゃないか、と(平面に起こすと分かりにくいな)。


でも、こんなこと考えられているひとなんて、いるのかな??
人間は色々な人の刺激を受けて、気付いたころには思いもよらない方向に進んでいた、なんてこともあると思うし、目標やその選択の理由は後付けでいいんじゃないか、と思う自分もいます。


その人が名誉を得たいと思っていようが、人を救いたいと思っていようが、医療行為を続けていれば誰かの役に立つだろうし。
その人が教授になりたいと思っていようが、医療に貢献したいと思っていようが、臨床での疑問から論文を書けば必ず誰かの役には立つし。

(不正さえしなければ、という条件はありますが。笑)


今回の友人のような疑問を持たない性格ならば、考えない(ようにする)手もある(?)

まあ何を軸に置くかも含め、じっくり考えます。

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