酒井聡樹「これから論文を書く若者のために」読んで
今日はかなーり面白いイベントがあったのですが、時間がないので書きかけのやつを^^
2015年発行の「究極の大改訂版」を読んだ感想になります。
初版→大改訂増補版→究極の大改訂版という流れが、ボジョレーヌーヴォーを彷彿とさせる気がするのは私だけでしょうか。
と思って「ボジョレーヌーヴォー 評価」をGoogle画像検索してみたら、記憶より面白くて吹きました。
参考←初めての方も、久しく見てないやという方も是非笑
この本は、論文を書くにあたって必要な要素、逆に不要な内容を1から教えてくれる構成になっていました。
例えばIntroductionであれば
「何を前にして」「どういう問題に取り組むのか」「取り組む理由は」「どういう着眼で(着眼理由も)」「何をやるのか」
と骨になる部分を紹介。
Result, Discussionについても、言えること、言えないこと、他の章に含めるべきもの等詳しく書かれていて、執筆にとりかかる際にまた読みたいと思いました。
本当にくだらない「ベガルタ仙台がなぜ強いのか」というテーマについて、牛タン定食に着目して行った研究の論文を書こうという例も、読み続けていると本当にベガルタが強いんじゃないかと錯覚してしまうほど改善、改悪例をたくさん紹介されていて分かりやすかったです。ただ、ベガルタそんな強くねえぞ!!笑
ベガルタの例だけ追ってくれれば、言いたいことは全て理解できるようにしています、と筆者は書いていましたが本当にその通りでした。読まなくていいと前置きしながらも追加で、実際の論文を数多く引用していて紹介していて(相当な労力だったと思われる)、更に説得力が上がっていた。
この辺が論文を沢山書いている著者の、文章の上手さでしょうか。
筆者の作詞した、アルプス一万尺のリズムで20番まである論文書きの歌が、軽快で読んでいてとても楽しいアクセントを与えてくれました。そのまま章のタイトルになっているというところも非常にポイントが高い。
論文を書き始める人はもちろんですが、それだけでなく、読む人にも読み方、いい論文悪い論文の見分け方がわかりやすくなるという点でおすすめできます。
これは自主学習の相方のサンダル男にも薦めた一冊です。
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初版→大改訂増補版→究極の大改訂版という流れが、ボジョレーヌーヴォーを彷彿とさせる気がするのは私だけでしょうか。
と思って「ボジョレーヌーヴォー 評価」をGoogle画像検索してみたら、記憶より面白くて吹きました。
参考←初めての方も、久しく見てないやという方も是非笑
この本は、論文を書くにあたって必要な要素、逆に不要な内容を1から教えてくれる構成になっていました。
例えばIntroductionであれば
「何を前にして」「どういう問題に取り組むのか」「取り組む理由は」「どういう着眼で(着眼理由も)」「何をやるのか」
と骨になる部分を紹介。
Result, Discussionについても、言えること、言えないこと、他の章に含めるべきもの等詳しく書かれていて、執筆にとりかかる際にまた読みたいと思いました。
本当にくだらない「ベガルタ仙台がなぜ強いのか」というテーマについて、牛タン定食に着目して行った研究の論文を書こうという例も、読み続けていると本当にベガルタが強いんじゃないかと錯覚してしまうほど改善、改悪例をたくさん紹介されていて分かりやすかったです。ただ、ベガルタそんな強くねえぞ!!笑
ベガルタの例だけ追ってくれれば、言いたいことは全て理解できるようにしています、と筆者は書いていましたが本当にその通りでした。読まなくていいと前置きしながらも追加で、実際の論文を数多く引用していて紹介していて(相当な労力だったと思われる)、更に説得力が上がっていた。
この辺が論文を沢山書いている著者の、文章の上手さでしょうか。
筆者の作詞した、アルプス一万尺のリズムで20番まである論文書きの歌が、軽快で読んでいてとても楽しいアクセントを与えてくれました。そのまま章のタイトルになっているというところも非常にポイントが高い。
論文を書き始める人はもちろんですが、それだけでなく、読む人にも読み方、いい論文悪い論文の見分け方がわかりやすくなるという点でおすすめできます。
これは自主学習の相方のサンダル男にも薦めた一冊です。
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