学生時代にしかできないことを考えた（後編）
前編のあらすじ
研究室の先生方が演者を務めるセミナーに行ってきました。
懇親会と、なんと某K大のA教授を含めた飲み会にも参加させてもらい、私たまひよが思ったこととは・・・？
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最近思った一番大きなことは昨日書いた内容なのですが、他にもこまごまと色々なことを思ったので、つらつらと書かせていただきます。
1個目は昨日の続きというか言い換え、補足ですが、人は興味を持って近づいていけば可愛がってくれる、ということを改めて実感しました。ここまでは学生に限った話ではないと思いますが、可愛がってくれる度合いがかなり強い（気がする）のが学生の特権だと思います。
土曜日も「学生さんなのにもうこの分野に興味あるの？偉いね！」ということを何回も言っていただけましたし、わざわざ自分から研究で大事にしていることを教えてくださる方もいらっしゃいました。
ベンチャーをされている面白い先生（他部活の先輩）とお話しさせていただいた時も、「既に医者をやっている人を引き込むには、その人にリスクを追わせなければいけないから、学生に賛同してもらえるような活動もしている」と仰っていたのを思い出しました。
医者は自分の所属があり、時間も限られていて学生のように自由には立ち回れないこと、年齢が上がれば興味を持つ人が増えて珍しく目立った存在じゃなくなること。
この辺がその理由なのかな、と改めて分析した話でした（書きまくってたら「これ昨日書いたことと同じじゃね？」ってなって焦って違う形にまとめただけ）。
2個目はちゃんと別の話。
研究で成果を出せたらもちろん学会に発表したい、という思いでやっているのですが、やはり初めて飲む研究者たちの共通の話題として最優秀の"学会"の話になって、
「アメリカは僻地が多いから当たり外れが多くて嫌だ」
「僕はアメリカ育ちなのでアメリカ大好きです！」
「じゃあ○○（何もなさそうな都市）とバルセロナどっち行きたい？」
「流石に比較の対象が悪いです」
とかとか。こういう雑談するんだこの人達って。
後から調べてみると、確かにESC(Europian Society of Cardiology)はヨーロッパ内を回すのでその国の主要都市が選ばれることが多いみたいです。2016から遡って
ローマ→ロンドン→バルセロナ→アムステルダム→ミュンヘン→パリ→ストックホルム→バルセロナ→ミュンヘン→ウィーン→バルセロナ→ストックホルム→ミュンヘン→ウィーン→ベルリン→ストックホルム2001
圧巻ですね。行きたい。ちなみにミュンヘンでは実際に（夕方ですが）ビールが振舞われたみたいです。羨ましい。下のツイートも学会の話題からきました。
そして、この話の流れでA教授が酔った勢いで、
「君がもしESCに演題が通ったら（指導医）先生が旅費を出してくれるよ」
と言い出したのですが、指導医の先生がそれに対して
「YIA(Young Investigator Award)だったら往復出してあげるよ、そうじゃなかったら片道だな、シベリア鉄道にでも乗って帰ってきなさい（笑）そういうのも学生にしかできない経験だから！」
なんて言ってました。
お！さんざん課題を与えてくれながらも学生的な生活を送ることも推奨してくれるし、いいアイデアを持っていらっしゃるんですね！
人間らしさが少しでも残っててよかった
ここまで、学生時代にしかできないこととして「先生との距離が近いこと」を中心に扱ってきて、「学生時代にしかできない長期旅行とかバイトとか遊びをした方がいいんじゃない？」という意見に「それだけじゃない！」とか言っていましたが、「それもあり」とは思っているのでご安心ください。
その優先順位が他の人より少し低いのです。
ところで先生、YIA候補は6部門4人ずつなので、全世界で24人しか選ばれないんですが…
あと先生、最近は1週間乗りっぱなしだったとしても、飛行機よりシベリア鉄道乗った方が旅費は高いらしいっすよ（野暮）。
でもシベリア鉄道の旅は1回やってみたいものですね。
こういう日本人があまり行かない土地への旅で心配なことランキング、自分の中での堂々の第1位が・・・
「食事」です。
うちの学校には南米に1ヶ月ちょっとの期間留学する学生団体のプログラムがあるのですが、そちらも食事が不安で（アメリカとどちらにしようか悩んでいるのもある、おそらくどちらかしかできない）尻込みしている次第です。
まあいずれにせよ、6年生の東医体が終わったら旅に出たい。
いや、学校のプログラムで東医体を待たずにどこかへ留学へ行ってしまうかもしれない。
少なくとも日本では好き嫌いをなくそうと思い、付け合わせのはっぱとかちゃんと食べるようにします（笑）
（頑張って色々な勉強会やイベントに顔を出させてもらったら、First Authorで2本書かせてもらえるかもしれないってなって、俄然やる気が出た人（笑））
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研究室の先生方が演者を務めるセミナーに行ってきました。
懇親会と、なんと某K大のA教授を含めた飲み会にも参加させてもらい、私たまひよが思ったこととは・・・？
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最近思った一番大きなことは昨日書いた内容なのですが、他にもこまごまと色々なことを思ったので、つらつらと書かせていただきます。
1個目は昨日の続きというか言い換え、補足ですが、人は興味を持って近づいていけば可愛がってくれる、ということを改めて実感しました。ここまでは学生に限った話ではないと思いますが、可愛がってくれる度合いがかなり強い（気がする）のが学生の特権だと思います。
土曜日も「学生さんなのにもうこの分野に興味あるの？偉いね！」ということを何回も言っていただけましたし、わざわざ自分から研究で大事にしていることを教えてくださる方もいらっしゃいました。
ベンチャーをされている面白い先生（他部活の先輩）とお話しさせていただいた時も、「既に医者をやっている人を引き込むには、その人にリスクを追わせなければいけないから、学生に賛同してもらえるような活動もしている」と仰っていたのを思い出しました。
医者は自分の所属があり、時間も限られていて学生のように自由には立ち回れないこと、年齢が上がれば興味を持つ人が増えて珍しく目立った存在じゃなくなること。
この辺がその理由なのかな、と改めて分析した話でした
2個目はちゃんと別の話。
研究で成果を出せたらもちろん学会に発表したい、という思いでやっているのですが、やはり初めて飲む研究者たちの共通の話題として最優秀の"学会"の話になって、
「アメリカは僻地が多いから当たり外れが多くて嫌だ」
「僕はアメリカ育ちなのでアメリカ大好きです！」
「じゃあ○○（何もなさそうな都市）とバルセロナどっち行きたい？」
「流石に比較の対象が悪いです」
とかとか。こういう雑談するんだこの人達って。
後から調べてみると、確かにESC(Europian Society of Cardiology)はヨーロッパ内を回すのでその国の主要都市が選ばれることが多いみたいです。2016から遡って
ローマ→ロンドン→バルセロナ→アムステルダム→ミュンヘン→パリ→ストックホルム→バルセロナ→ミュンヘン→ウィーン→バルセロナ→ストックホルム→ミュンヘン→ウィーン→ベルリン→ストックホルム2001
圧巻ですね。行きたい。ちなみにミュンヘンでは実際に（夕方ですが）ビールが振舞われたみたいです。羨ましい。下のツイートも学会の話題からきました。
たまごのひよこ@chicken7egg
アメリカ帰りの先生が日本人全然喋らないから昼から酒を振る舞う学会があってもいいと思うって言ってた
2017/06/19 18:03:39
そして、この話の流れでA教授が酔った勢いで、
「君がもしESCに演題が通ったら（指導医）先生が旅費を出してくれるよ」
と言い出したのですが、指導医の先生がそれに対して
「YIA(Young Investigator Award)だったら往復出してあげるよ、そうじゃなかったら片道だな、シベリア鉄道にでも乗って帰ってきなさい（笑）そういうのも学生にしかできない経験だから！」
なんて言ってました。
お！さんざん課題を与えてくれながらも学生的な生活を送ることも推奨してくれるし、いいアイデアを持っていらっしゃるんですね！
人間らしさが少しでも残っててよかった
ここまで、学生時代にしかできないこととして「先生との距離が近いこと」を中心に扱ってきて、「学生時代にしかできない長期旅行とかバイトとか遊びをした方がいいんじゃない？」という意見に「それだけじゃない！」とか言っていましたが、「それもあり」とは思っているのでご安心ください。
その優先順位が他の人より少し低いのです。
ところで先生、YIA候補は6部門4人ずつなので、全世界で24人しか選ばれないんですが…
あと先生、最近は1週間乗りっぱなしだったとしても、飛行機よりシベリア鉄道乗った方が旅費は高いらしいっすよ（野暮）。
でもシベリア鉄道の旅は1回やってみたいものですね。
こういう日本人があまり行かない土地への旅で心配なことランキング、自分の中での堂々の第1位が・・・
「食事」です。
うちの学校には南米に1ヶ月ちょっとの期間留学する学生団体のプログラムがあるのですが、そちらも食事が不安で（アメリカとどちらにしようか悩んでいるのもある、おそらくどちらかしかできない）尻込みしている次第です。
まあいずれにせよ、6年生の東医体が終わったら旅に出たい。
いや、学校のプログラムで東医体を待たずにどこかへ留学へ行ってしまうかもしれない。
少なくとも日本では好き嫌いをなくそうと思い、付け合わせのはっぱとかちゃんと食べるようにします（笑）
（頑張って色々な勉強会やイベントに顔を出させてもらったら、First Authorで2本書かせてもらえるかもしれないってなって、俄然やる気が出た人（笑））
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