たまごのひよこ「医」日記

たまごのひよこ(twitter: @chicken7egg)です。学生時代に書いていたブログの保管庫。移転したのでリンク使えない部分もありご不便をおかけするかと思います。

【資産形成への道】資本論(まんがで読破)を読んで

私の家は医学部生の中では貧乏な方。
日本学生支援機構の条件満たしているくらいなので、嫌味な謙遜というレベルではないはずです。


そして中高大と周りをお金持ちに囲まれると、自分もお金持ちになりたいな、と思うものです。
贅沢をさせてほしいとか思っているわけではないけれども、本や参考書を買うときに躊躇ってしまったりというのは辛いなあと。

そんな稼ぐことへのイメージは、本業の出世はもちろんそうですが、昔から株や不動産でした。
特に、株については、少額からでもできる上、思考力が高まったり、ニュースを読む力が高まったりするのではないかと昔から好印象。

元々、
小学校の時にめっちゃ好きだったズッコケシリーズのこの本↓に感化されて
何も意味ない株券を大量生産して交換で折り紙いっぱい手に入れて担任にマジギレされたり(黒歴史笑)
高校の社会の授業では2年生の時にチームで経済を学びながらやっていたバーチャル株式ゲームの実習が一番楽しかったり

というような経験を経てずっと株には興味があったのですが、どうせやるのは自分で稼ぐようになってからだしという思いが、難しい勉強から自分を遠ざけていたのでした。


ですが、最近自主学習先の先生などから聞いたりブログを読んだりしていたら明らかに分かってきた通り、色々やっているといっても学生は医者と比べたら断然暇。
今後の人生でお金に苦労することなく、医学の道もその他もやりたいことになるべく多くの時間を割けるように、学生のうちに投資の基本を身に付けておかねばと思っています。

そんな訳で新コーナー「資産形成への道」の立ち上げ。


こちらについての参考ブログは、Rasさんのせめてもの外部記録
ブログの中心は、読者からの質問に答える記事が多いです。強みは「医師+投資」によって色々な情報を持っていること、そしてそれを噛み砕き説明するという過程が上手いこと。非常に頭がいいのだと思います。

今回読んだ本

はそのRasさんのブログの中でみつけた、これから資産形成をしようと思っている人が、読むべきたった3冊の書籍という記事から選択。

コミックスよりも小さいし、資本論についての本だからと言ってセリフとかに所狭しと説明を挟んでくるわけでもなかったので、1回目は15分くらいで読み終わりました。


アダム・スミスなどが提唱した資本主義では、最終的に一部の資本家による独占が起き、労働者は搾取され、失業者も増える。いずれ労働者が革命を起こして経済が崩壊する。
ちょっと教養がなくてマルクス主義についての知識はこのくらいしかないし間違っているかもしれませんが、そんな状態で読ませていただきました。


サクッと読んで。
マルクスが訴えたかったのはその資本主義経済の危険性と新しい社会主義だったと思うのですが、Rasさんが感じてほしかったのはそれとは逆の、時間と体力を売って労働するだけの行為では、お金を稼ぐという意味では今の社会において全く無意味な事で、投資をしなければ豊かになることはできないということだったのではないかと思いました。


主な登場人物はチーズ工場の労働者親子、資本家、労働者。
労働者からお金持ちになることを夢見て、投資家の元で規模の大きな工場を作りその社長となった小さいけど評判のチーズ工場の息子。投資家が雇ってくれた助手とともに、労働者をこき使い絞り取り、事業を軌道に載せていきます。
しかしその間に投資家は、事業が上手くいかなかった場合お金を返すためなら何でもするという契約をもとにチーズ工場の親父を連帯保証人とし、牧場・工場を押さえる。
自分も所詮その投資家の奴隷と気付く息子、奴隷のような労働に不満を溜める労働者…

そんなところでお話しが終わります。読み応え抜群。
確かに投資へのやる気が生まれる一冊です。





続編や、資本論資本論を合わせたRemix版も出ていて、そちらでは少し解説もあるよう。
こちらも図書館で借りようと思います。

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