メンターの先生とランチ〜内科医としてのアメリカ留学の意義〜
この間、いつもお世話になっているメンターの先生に、
「アメリカ留学が決まった報告をしたいのと、また今後の方針について迷える子羊になってしまったのでランチしてください」
とお願いして、ローテ初日に教えてもらえる2週間の予定表が出たら行けそうな日を連絡することになっていたのですが、メールしようと思っていた初日の昼頃にたまたま混合病棟で会えたので、そのままランチに連れてってもらいました(笑)
今回の議題は
という感じでした。
内科医としてアメリカに留学する意味
外科に興味があり、手技の多さに魅力を感じてアメリカ留学にチャレンジしようと考え始めた同級生と喋っていた時に、「逆に何で内科医になりたいのにアメリカに行くの?」と言われて中々答えられず困ってしまった私。
元々「チャレンジしたい」「良い医者になれそう」「最初は辛い方が大きそうだけど学問とプライベートを両立できそう」「そもそもただ憧れている」といった曖昧な理由でアメリカを目指していることもあり、手技経験という(素人にとっては)圧倒的なメリットを前に、為す術がありませんでした。
ということでこれをこのまま先生に質問。すると、
「寧ろ外科の方がずっと勝負の世界で厳しいし僕には分からないね」
なんて言われてしまいました。
アメリカの医療教育の大きな特徴は、プログラムがしっかり組まれていて、選択した道を進めばどんな医師になれるかある程度定まっていることとのことでした。
日本の医療では一人の教授についていったところで出世できるとも限らないし、そもそも何の専門家になれるかも怪しい。教育体制も病院ごと、科ごとにバラバラで全く理にかなっていない。
そんなことを、私もこれから行く短期留学のプログラムで感じ、アメリカで医師としてのキャリアを積むしかないと強く思うようになったそうです。
逆に外科は、本当に実力のある一握りの人が先のステップに進めてどんどん経験を積める世界なんだとか。自分に自信がないと厳しい、とのこと。
まあでも、私の周りの外科でアメリカ留学したい人たち、皆全身から自信が溢れているような気がします(笑)
候補の研修先について相談
5年生になって病院見学もし始めたので、色々教えてもらおうといくつか考えている研修先を挙げてみたのですが、、、
「そんなもの、アメリカから帰ってきて行くか決断してから決めればいい」
と一蹴されてしまいました笑
研自分の人生で何を軸にするか決めるまでは存分に彷徨ってくれ、決めたらいくらでもサポートするから、という心優しいお言葉をいただきました。
間違いないですね(*´-`)
マッチングのこととか考えたり調べたりするのは楽しいけれども、今できることを精一杯やって、決断しなければいけないタイミングでしっかり決断する。この心の持ち方は最近徐々に出来るようになってきたと思っていましたが、まだまだでした。精進します。
USMLEのタイミング、海軍病院という選択
お話は職員食堂でしていたのですが、ちょうどこの位のタイミングで、循環器をメインでローテしている2年目の研修医の先生がふらっといらっしゃいました。3個上なのですが、部活の尊敬している先輩とよく部室でスマブラしていたので、尊敬している先輩みたいなもんです。はい(笑)
その先輩は、アメリカ就職への希望が短期留学の結果1回完全に自分の中で0になって、一応勉強を続けていたStep1を在学中に取って研修をしていたところ、またふつふつとアメリカに行きたい気持ちが芽生えてきたんだとか。不思議・・・
3年目に海軍病院で修行を積むか、臨床能力を高める病院に行くかどうかが先輩の目下の悩みだったようです。
先生の回答は、「USMLEが取れているなら、海軍病院を経由する必要はない」ということでした。海軍病院ではほとんど臨床経験は積めず内容はポリクリに毛が生えたようなものなので、初期研修制度がなかった頃に1年目で行く場合やUSMLEを取る勉強をしたい場合は良いけれども、取り終わった3年目の先生が行くところではないというのが個人的な考えのよう。
そうなんだけど、英語力がね・・・。
アメリカに行く人のキャリアって、何回教えてもらってもめちゃくちゃで笑っちゃいますね(笑っている場合ではない)