引退後初試合でした
4年生の幹部代を終えて引退してから初めてのシーズンが始まりました。
[caption id="attachment_1476" align="alignnone" width="680"] annca / Pixabay[/caption]
時々Twitterなどで話題になる医学部部活不要論について。
私は他に何もやりたいことがない人にとって、1つのことに打ち込み試行錯誤しながら必死に頑張るきっかけとしてとても良いと思っているので反対の立場です。偉い先生方とお話ししていても、大学生時代に何かを頑張っていてよかった、頑張っておけばよかったと仰っている方が多いのを感じます。
そこまで意志が強くない私のようなパンピーにとって、一人で頑張り続けるのは至難の技です。そういう意味でも、部活をやっていてよかったと思っていたのですが、、、
4年間頑張って燃え尽きたんですよね・・・。
引退してから、解放されたように色々なことに手を出し、部活の優先順位はどんどん下がっていきました。そんな中で迎えた今回の試合は、これまでの4年間とは違う新しいことを感じられる良いきっかけになりました。
燃え尽きて色々な事を始めた時、僕には2つの選択肢があると思っていました。
- 成長させてもらった部活への恩返しのため、衰えながらでも少しは貢献できるように惰性で続ける
- 惰性でやっても自分の成長に繋がらないので、きっぱりとやめる
そしてこの選択肢の中で、同級生先輩と一緒に5年の東医体までは続けて、そこできっぱり辞めようと考えていました。
そんな中迎えた今回の試合。
部活と被っているサークルの練習を優先したり用事ができる度に休んだり、今までの基準では考えられない気持ちで臨んでしまいました。試合3日前の練習も同様に休んで、「流石に昨日は来ると思ったわ」と同期に言われたり。
結果はまぁまぁ、想定通りといったところでした。
ただ、頑張る同期や後輩を見たり、懐かしい面々と再開したりする中で、第3の選択肢があるのではないかと考えました。
今まで陸上をやっている以上自分のベスト記録を出すことこそが一番大事でそれを目指すことが成長に繋がると思っていたのですが、 忙しい中でも効率を追求して自分の納得できる練習をして、限られた時間の中で最大限の結果を出せるように色々やりくりすることも意味のあることなのではないかと。
「自分が納得できる自分でいる」という一番の目標を考えた時に、陸上をしていないことも惰性でやっていることもちょっと違うし、ベストが出なくてもこれは達成できるのではないかなとなんとなく思った次第です。
また頑張ろう。