ズバ抜けた人は有名病院でない研修先へ?
マッチングから半月ほどが経ちました。
全然日記ではないのですが笑、以前から少し気になっていた「ズバ抜けた人は有名病院でない研修先へ?」という説について考えたくなったので、ここで色々書きながら考えていくことにします。
思い当たる方が3名いて、1人は学校の先輩なので割愛させていただきますが、2人はイベントで1度お話を伺ったというくらいの関係の、雲の上のように思える方です。
お2人ともかなりの個人情報をネット上で発信されていらっしゃいますので、こちらでも紹介してしまいます。
医学生・医師がネットに実名で情報発信を行うことについても、今後考察を加えていきたいと思っています。たまひよ、実名ブロガーへ??笑、はなさそうですがw
まず、たきいさんのTwitterでよく紹介されているのを知って興味を持ち、主催イベントで一度お会いしたもりもんさん。
HEISEI KAIGO LEADERSやモバイル屋台de健康カフェを運営していたり、日経メディカルでの連載やnoteなどでライターをされている方です。医療×まちづくりに興味を持ち、地域の方とともに自分の道を突き進んでいる姿が印象的です。
このもりもんさんですが、医学部6年生の10月に自身のnoteで、「アンマッチとなったみんなへ」と、研修する病院である豊岡病院を紹介する記事を書かれていたことにまず衝撃を受けました。
そのことだけでも衝撃的だったのですが、病院の紹介、地域の紹介に加えて3つ目のおすすめポイントとして「僕"守本陽一"がいるということ」を挙げていたことに、更に驚かされました。
彼の記事の結果か、この豊岡病院は二次募集でフルマッチに到達したようでした。
自分の活動が周りに良い影響を及ぼしていると信じて疑わず、発信していくことで更に協力者を増やして活動を充実させていく。やっていることもそうですが、このメンタリティに圧倒されました。
2人目が先日のCWJでお会いした荘子さん。
学生時代から複数の医療ベンチャーの立ち上げなどに関わり、診断支援ツール開発や医療情報啓発などに携わっている、こちらも非常にパワフルな方です。
対談記事等で書かれている彼の研修先である愛知県の南生協病院は、1学年3名と非常に小規模な研修制度になっていました。
ここで研鑚を積みながら、自分のやりたいこともガンガンやられているのでしょう。
2人に共通しているように感じられるのは、自分の未来が見えていて、自分の力でそれを切り開けると思っているのだろうということ。このレベルに到達していると、逆に有名病院に行くと、「自分」ではなく「有名病院の人」になってしまうのもマイナスなんじゃないかとさえ感じられました。
最近聴いていて何度も紹介しているPodcast「徳田闘魂道場にようこそ」でも、Episode 39~44はマッチング関連の話になっていて、徳田先生・荘子さんを中心に色々な考え方が語られています。
自分が病院の価値になる、そうなれるところを選ぶというのが、その真意なのでしょうか。
有名病院に行こうとする人やハイポを追求する人など、色々な戦略があるけれども、本当に実力と自分への自信がある人はこういう選び方をするんだな、と考えさせられました。
身の丈にあった、と言ったらネガティブになってしまいますが、自分の生き方を考える上でこういう人もいるんだな、ということは知れてよかったです。
まとまらなかったけど、今日はこんなところで。