顔の周辺を触っちゃいけないウィーク!!
模擬患者さんに来ていただいてのOSCE前問診練習でした。
研究の一環で病棟に入ったときは別として、正式な場で実習用じゃない白衣を着たのは初めて。
[caption id="attachment_667" align="alignnone" width="300"] creozavr / Pixabay[/caption]
身が引き締まります。
模擬患者さんがSPさんって呼ばれてて、何なんだろうって思っていたのですが、、、
Simulated Patientの略でした。
[caption id="attachment_668" align="alignnone" width="300"] kalhh / Pixabay[/caption]
セキュリティポリスじゃないの・・・w
午前中に典型的な緊張性頭痛と虫垂炎を学生同士で練習しただけの状態で、10人の学生と指導教員に見守られながら、10分間の問診。
こんな地獄が今までにあったでしょうか。ボロボロでした。
1年生の時と3年生の時に英語の授業で習ったこの「痛みのOPQRST」。 結構時間が割かれて、いくつかのシチュエーションを使って隣の友達とロールプレイを沢山させられていた記憶があります。
その時の印象としては、 「何でこんな茶番に時間を割くんだろう、一瞬だろこんなん」 というのが正直なところだったのですが、それは我々の学ぶ姿勢・現場への意識が不十分だったのだと痛感させられました。
まあ、OSCEがあるわけでもなく、臨床現場を見たこともない医学部低学年生に十分に意義を理解させきれなかった教育にも責任はあると思いますけどね。 丁寧に相槌を打ったり、患者さんが話すか話さないか雰囲気から間を読んだり、臨機応変に話を膨らませたり、ちゃんと取り組めば意識しなきゃいけないことは無限にあるし、いくらロールプレイをしても時間は足りなさそうです。
臨床医の皆さんは相当高度なことをされているのだな、と思いました。
そして。
先生や練習相手の学生から、質問事項等についてのアドバイスをもらうことはどちらかと言えばそんなに大変なことではないと思うのですが、SPさんは、身だしなみや立ち居振る舞いについてのアドバイスをしてくれます。
私は、
「緊張すると顔の所に手をやるのが多くて気になる」
と言われてしまいました。
私が「確かに」と言っている時、早速頬に手が言ってしまうというオチ付きで。笑。
「ほら!!!」
教室中((((笑))))
みたいな。
相当気にしていかないといけない癖ですね。
ということで、OSCEまでの2週間、本当にかゆい時以外顔に手をやりません。
セキュリティポリスの任務中という気持ちで(笑)
気を付けます。