たまごのひよこ「医」日記

たまごのひよこ(twitter: @chicken7egg)です。学生時代に書いていたブログの保管庫。移転したのでリンク使えない部分もありご不便をおかけするかと思います。

聴診器初使用!/練習用AEDのパッド、1組でいくらでしょう?

初めて聴診器を使いました。 バイタルと、腹部セクションの練習。

バイタルではマンシェットを使った触診法、聴診法での血圧計測が中心でした。

ペアや3人組でやるのですが、そこでのマッチョの上腕動脈の触れにくいこと。

[caption id="attachment_680" align="alignnone" width="200"] InspiredImages / Pixabay[/caption]

上腕二頭筋の脇あたりからグッと押すか、少し肘窩に近いところで強めに押すと上手く行くような気がしましたが、詳しい方いらっしゃったら教えてくださいっ(^◇^;)

 

長かった昼休みはゆったりした食事と、何か置いてあった腕に消えて行きました(笑)

授業の時に全く触れられなかったのが不思議なくらいしっかりしていた、血圧測定の医療シミュレーター。

適当に触ってみると、脈の触れ方や聞こえ方(聞こえる音の大きさ)を色々変えて出題してくれる、超有能な機械でした。

「おっしゃー!今日のネタゲット〜!」

と写真を撮っていたら、すぐに「ブログだろ」とツッコミが入ってまた新たに身バレが進行しましたw

そろそろ学年中に広まった気がします。まだ時々驚かれるけど。 (皆、末尾の「医大生」って書いてあるボタンを押すんだよ!)

 

橈骨動脈で脈拍数を数えて、触診法で収縮期血圧を取って、聴診法で確認をしてから、入力画面に数値を入力すると・・・

 

設定値との差と、上腕触診、カフ設置、加圧、減圧が正しくできていたかどうか、グラフで教えてくれます^^

元々腕が伸びきった状態でのっぺり作られていて、肘の位置が分かりませんでした(笑)。カフ設置NGという評価ww

 

2回目の挑戦では、途中で1回コロトコフ音が完全に消えてしまう症例を当てられました。

「ただし、Kortokoff(コロトコフ)音が聞こえなくなっても10mmHgはゆっくりとカフ圧を下げ、サイド聞こえることがないのを確認する。(注)聴診間隙を確認する目的である。」

というOSCE実施小委員会の作った学習・評価項目冊子の記述の意味を、身をもって体感しました(笑)

なんでも、この上の図で言う所の第2相が、人によっては完全に消失してしまうんだとか。脈だけでも、色々な聴診音のパターンがあるみたいですね。

(出展:ノースパラマ株式会社HP)

 

3回目はパーフェクツ。気持ちよかった〜〜。

 

どうしても気になっちゃうのがこういう機械のお値段。

この間の救急救命サークルの講習会の時に、今日のタイトルにも書いたAED練習機の交換用パッドの価格を聞いたのですが、、、

なんと、1セットで約1万円でした!!!

 

いや、これ別に貼付位置判定してくれる訳でもないしただのシールと紐やん。

いや、1万円って・・・

血圧測定マシン、いくらかかるんだろう・・・

 

医療シミュレーター作って生きていきたい。

そんな浅はかな野望を持ってしまった私たまひよでした。

ちゃんちゃん。