国試せん妄は実在した・・・【国試1日目】
第114回医師国家試験受験生の皆様(絶対見てないけど笑)、とりあえず初日お疲れ様でした!また、応援のメッセージをくださった皆様も本当にありがとうございました。
下見の時にはガラガラだったキャンパス前のスペースに夥しい数の人がいたのを見て、ついにここまたのかと改めて実感しました。今日は冒頭の小ネタはありません。たまひよです。
感想を簡単に書いておくと、めちゃくちゃ疲れました。
最初のA問題を開く時の「知らない問題ばっかりだった時どうしようという緊張感」、1周解いてみて気づく「模試と違って時間があっという間に過ぎ去っている感覚」や「自信ないの△がめっちゃ付いている焦り」。
必修のB問題の、序盤なのに既に後がない感覚。最初の数行で疾患を早期できなかった時の絶望感。114B49-50の、50の選択肢で特異度の高い検査として抗CCP抗体が出てきた時の安心感は、受験生にしか分からないものだと思います(見返すと普通に序盤でRAって大体わかるので、当事者じゃないとそんなにありがたみは感じないはず)。
C問題はそれまでの2ブロックと比べるとそんなですが、Aの感覚が悪かったので、取り返さなきゃと言う焦りがありました。自己採点との付き合い方は予め考えておいた方が絶対いいです。
タイトルの国試せん妄は本当に存在したについて。結果から先に言ってしまうと、私
A問題だけで正答率が90%以上の問題を5問落としました。
A42先端巨大症で見られないもの、など。
1度選んだ選択肢を変えて損するやつもやりました。
主要疾患の病態は細かいところまで繰り返ししっかり押さえておかないと不意に吹っ飛んで行きます。後は、自信がなかったら「皆が選びそうなものを選ぶ」精神の徹底。
その広い視野を持とうという姿勢が、消し飛んでいたのがAブロックの感想でした。
Bも難しかった印象です。臨床3点問題に今の時点で正答率70%台の問題が結構散らばっているのが怖すぎます。
今は多分できている感触がある人しか入力していないので、偏差値は気にしない・・・笑
AとCで20%近く得点率に差が出る人もいるんだなという参考に笑
KSR先生がおっしゃっていた、何があっても諦めない心です。
過去問として解く国試は、問題自体は解いたことがなくても臓器別講座の中に解くために必要な覚えるべきエッセンスが散りばめられているので、(特に国試に必要十分な知識を授けてくれるmedu4勢にとっては)簡単に感じがちなだなというのも大きな感想でした。
当事者として臨む国試は、とにかく問題文を隅から隅まで読んでああでもないこうでもないとうんうん唸りながらなんとか答えに辿り着くというものでした。
改めて先輩方への尊敬の念が増した1日でした。
明日も頑張りましょう!