現地の学生のあまりの出来に惨めさが…【実習2日目】
ついにアメリカでの実習が始まりました。毎日思ったことを何かしら更新しようと思っていたのですが、なかなか調子が掴めず、仕事して勉強して寝てという日々が続いていました。
初日はの集合場所は会議室っぽいところ。色々オリエンテーションを受けてからチームに振り分け・・・かと思っていたら、会議室で現地の学生の初回講義に参加させられるノリでした笑
12名の患者の正面像や側面像を渡され、所見を1人で書き出す(+臨床診断を考える)時間が15分。5人グループに分かれてdiscussionする時間が15分。ボードに書き出して先生に見せて、答え合わせと解説が20分、という形式でした。
1人では所見から何を言えばいいのかいまいち分からないし、グループに分かれたら現地の学生たちは所見から臨床診断まで畳み掛けてくるしで、完全に圧倒されてしまいました。
全員意見を積極的に言うし、意見を求めてくるし、日本人との雰囲気の違いに驚きました。必死に喰らいついて紙の上で問題点を指差したり、意味ありげに側面像を眺めていたりw
何を期待されているのか、誰も全く異常を見つけられていないところで意見を求められた時に、Looks normal enoughと答えたら本当に異常なしなのは唯一よかったです笑
こんな為になるけど置いていかれるレベルの高いレクチャーが毎日あるのかとビクビクしていたら、流石にここまで立派で体系だったものがあるのはローテの初日だけのようでした。
その後は患者を当てられて毎日のチーム回診で発表(その前にResidentに見てもらう)、勉強カンファに参加したりしなかったり、カルテを書いてという1日のスケジュールをこなしています。これについては後の投稿に譲ろうと思います。
一緒に回っているこっちの3年生はとんでもなく優秀で、降圧剤や輸液を選んでいたりとスラスラプランを立てているように見えます。
プランなんて1から立てたことないし、診察だって上の先生の真似しかしたことないし・・・
畳み掛けるようにやってきたのが電子カルテへのログインがなかなか上手く行かない問題。
数十分の電話を2回、2日間待ってやっと解決したのですが、臨床に関わるだけでも手一杯なのにこんな仕打ちを受けるなんて・・・
そんな訳で結構惨めさを感じた2日間でした。
また暇な日に。